サウンド・オブ・サイレンス

サウンド・オブ・サイレンスって聞くとなんだ、サイモン&ガーファンクルを思い出しちゃう世代だったりするオイラ。ずっと色褪せない名曲をエバーグリーンと呼ぶそうなのだが、透き通るハーモニーは正に!(今もBGMで聴いてる ^^ ;)


しかし、今宵ご紹介する一本はサウンド・オブ・サイレンスの邦題をつけているが、はっきり言って名前に負けている。原題は”Don't Say a Word”なのだそうだが、コレもどーかと。


感謝祭前日のニューヨーク。精神科医を開業しているネイサンは、元同僚のサックス医師から統合失調症と思われる少女エリザベスを診てくれるよう頼まれる。彼女は10年間も閉鎖病棟に収容されており、しばしば別の人格が表れ、信じられない力で暴力をふるうという。さっそく面談治療を始めたネイサンだが、その日は意味不明の”ひとこと”を聞き出すのがやっとだった・・・

主役はケツ顎でおなじみのマイケル・ダグラス。
娘を人質にとられ、嫁は足を骨折してつられてる状態のピンチをどう乗り切るか・・・というサスペンス作品なのだが、どうもケツ顎のキャラの設定が強すぎる。そして妻も連れ去られて人質となる娘もとっても賢すぎてて、サスペンスにつきモノのハラハラドキドキがないってのが難点かな。


見どころは劇中登場する少女2人。どちらも負けじと好演を魅せてくれている。
どう見ても、あんたソレは強すぎだろ!とケツ顎にツッコミをいれつつ楽しめる作品であった。

監督: リチャード・フライシャー
キャスト:オマー・シャリフ、ジャック・パランス、チェザーレ・ダノヴァ、ロバート・ロギア、ウッディ・ストロード

ミセス・ハリスの犯罪

ホラーを除けば法廷モノが好きなオイラ、普段ならドップリと浸かっちゃってるはずなのだが・・・。ミセス・ハリスの犯罪を観賞した。

女にだらしないハゲの医者をお嬢様学校の中年女校長が殺害する状況やいきさつをダラダラと垂れ流す映画だった。
ジャケット裏の解説に「実話に基づく物語」って書かれちゃうと、つられて手に撮っちゃうのだが、はじめての失敗かも・・・なのである。

HBOフィルム製作による、実話に基づく物語。名門女子高校の校長ジーン・ハリスが、自らの愛人で当時”スケアズデール・ダイエット”で名声を得ていたタレント医師、ハーマン・ターナウアーを殺害するまでの真実に迫るドラマ。ニューヨーク郊外にある医師の自宅で起こったこの凄惨な事件は、1980年代前半に全米の話題を独占。20世紀で最も悪名高く、奇妙な裁判の一つとなった同事件が、いかにして起こったかをフラッシュバックを駆使して鋭く描いていく。

・・・描いているらしい。
ジツはまったく面白くなくて、約40分くらいまでは倍速で字幕だけを読んでいた。後半は英語のセリフを耳で聞きつつ書類の整理をしちゃったよ。

実話ってことでネットを徘徊するとこの事件に関する文献は、ホンモノの二人の写真もひっくるめて容易に発見できる。
そんな中で拾った情報によるとハゲと校長がはじめて逢ったのは1966年のこと。そして法廷での流れを追うことも可能だ・・・他人様の書いた記事なのだが、一読してみると非常に興味をそそられる内容であった。それなのになんでこんな印象を受けちゃったんだろ?
とりあえずレンタルの期限なので、このレビュー(?)を書き終えたら返却の予定。

損しちゃったのか、これで良かったのかイマイチ判断に迷うところではあるが、まぁいいや。
最後になるけど、みどころはこの写真のみ。一瞬なので見逃すなよ。

監督:フィリス・ナジー
出演:アネット・ベニング、ベン・キングズレー、フランシス・フィッシャー、ローレンス・オドネル・Jr、クロリス・リーチマン

革命戦士ゲバラ!

革命戦士ゲバラ!を鑑賞。
プロレスフリークのオイラ。革命戦士と聞くと長髪を振り乱しながら藤波や猪木に喰ってかかっていった彼(コリキじゃない方)をつい思い浮かべてしまうのだが・・・なかなかヘビーな作品だったよ。実在の歴史上の人物ってのはやっぱ重みがあるな。


観賞が終わるまで・・・というかぶっちゃけこのレビューを書き始めるまで、自分の観た作品は話題になった「チェ 28歳の革命」だと勘違いしていたんだが、そーではないみたい。

キューバ革命の頭脳、悲劇のヒーローと民衆に慕われたゲバラの半生、その革命に捧げた日々をドキュメンタリータッチで描いた感動作。
1956年、キューバ革命に共鳴したいしゲバラは、カストロ率いる反政府軍に参加し銃をとった。2年に渡る凄惨な戦いの後、カストロは革命に成功、ゲバラは工業大臣となるが、革命の士ゲバラはカストロの元を去った。
66年、南米ボリビアで新たなる革命を目指すが、政府軍の捕虜となり命を散らした・・・。

変に脚色されてないドキュメンタリータッチってこととか、観賞した後にネットで調べたこと(長年に渡る植民地支配)。そんな情報に満たされつつ振り返ると”革命”の重みをひしひしと感じるな。どうしてもカストロばかりにスポットが当たりがちなんだけど、その参謀ねぇ。
こんなカタチで世界史に触れてみるのも悪くないのかもしれない。


ちなみにカストロらがキューバに上陸しゲリラ作戦を開始した1956年。
日本での出来事をいくつかピックアップしてみた。
「自動車損害賠償保障法」(自賠責法)施行」、「日本専売公社がたばこ”いこい”を発売」・・・なんだ?いこいって。

監督: リチャード・フライシャー
キャスト:オマー・シャリフ、ジャック・パランス、チェザーレ・ダノヴァ、ロバート・ロギア、ウッディ・ストロード

ウルトラ I LOVE YOU!

サンドラ・ブロック主演のウルトラ I LOVE YOU!を鑑賞。
原題は”All About Steve”、スティーブのすべて・・・?こっちの方がらしいタイトルだな。せったく楽しい作品だったのに、ウルトラ I LOVE YOU!のネーミングセンスが残念だ。


ネーミングセンスといえばジャケット裏の解説にエキセントリックな役柄とある。
たしかにサンドラ・ブロック演じる主人公メアリーはちょっと変わっているんだけど、エキセントリックって表現を聞いてピンとくる人がどんだけいるか・・・と、こんな風に言葉や言い回しをとても気にする彼女はクロスワード作者の役。
ほんじゃジャケット裏の解説をどーぞ。


メアリーは真っ赤なブーツが大好きな、少しエキセントリックなクロスワードパズル作家。ある日、イケメンTVカメラマンのスティーブと出会い、人生がひっくり返るような恋に落ちてしまった。それからは仕事で全国を駆けまわるスティーブにつきまとうが、彼の方はメアリーを”イカレちゃん”と呼んでドン引き状態。ますます過激にエスカレートする彼女の愛情と奇行にスティーブの心が離れていく中、アメリカ全土を巻き込む信じられない事件が彼女の身に起こった・・・。

かなりそそられるあらすじ紹介。そして主演してるのはウルトラ I LOVE YOU!公開年にアカデミー主演女優賞獲得のサンドラ・ブロックとなれば、まずハズレはないなと。こんなシーン(↓)も見せてくれるし


かなりドタバタ感のあるコメディ作品なのだが、見どころはサンドラ・ブロックの可愛さ。
この歳の女性に可愛いという形容が適切かそうでないかは、とりあえず脇に避けといて、その可愛さをじっくりご覧いただきたい。こんなかわいいオバちゃんになれるといいよね。


個人的に着目したのはDJ・クオールズ。
たまに見る顔なんだけど、特徴ある役柄が多いよね。昔観た・・・なんて作品だっけ?ハッカーの役が印象深かった。ウルトラ I LOVE YOU!でもキーパーソンのひとり。見逃さないように気をつけてな。

監督:フィル・トレイル
キャスト:サンドラ・ブロック/ブラッドリー・クーパー/トーマス・ヘイデン・チャーチ

スマイルBEST 100年後…

100年後・・・という作品を鑑賞。
DVDをパソコンにセットすると言語設定やキャプチャ画面もなくいきなり本編が始まった。この時点ではB級の香りをプンプン振りまいているのだが・・・オープニングの作り込みとかスタッフロールを見ているうちになんとなく不安になる。低予算でザックリつくったにしては手が込んでいるのが見て取れる。ん〜、またやっちゃったかな?


 父親を亡くしたばかりの不幸な一家を、世にも悲しい子供たちだけのゾンビが襲うパニック・ホラー。亡き夫からペンシルバニアの一軒家を相続し、娘2人と移り住んできた未亡人カレン。その家にほど近いある炭鉱では、100年前に悲しい事故が起こっていた。

原題は”ZOMBIES”。 このタイトルもどーかと思うが、100年後・・・って。
28日後...とか、28週後...のパチモンに聞こえちゃう。まぁ、ソレを狙ってるんだろーけど。


この作品に登場するのは、子供のゾンビ。
かなり暗い画面の中に彼らがはじめて登場したときは身構えてしまうのだが、目がその暗さに慣れてしまえば顔を白く塗ったただの子供たちである。
100年後・・・がやらかしちゃった一番の失敗はこのあたりかな。裏を返すと無邪気に人殺しをしたり豚喰っちゃったりしてる点はかなり脅威なのかもね。


本編に登場する母。未亡人であり2人の娘の母なのだが、妙に艶めかしい。
ホラーといえばパンクロックと裸とセックスみたいなイメージがあるのだが、残念ながらコレが最大限の露出だった。
苦言を呈したゾンビ役以外は比較的まとまりが取れている作品100年後・・・。観る価値はあるゾ!
裸が見たい御仁はいっしょにエロDVDでも借りておかずにすればいい。

監督:J.S.カーダン
キャスト:ロリー・ヒューリング、スカウト・テイラー=コンプトン、クロエ・モレッツ、ジェフリー・ルイス、ベン・クロス

悪魔の追跡

素敵なキャンピングカーでお休みをエンジョイしようとしたら、ひどく辛い目にあってしまうという悪魔の追跡を鑑賞。まさにゴールデンウィークに観るのにはぴったりな作品だ。
原題は”Race With the Devil”で1975年アメリカ産。
製作された年代がアレなもんで映像的に難があるというか、シーンのつながりが乱暴だったりする。そんな点に目をつぶっても怖いお話でおつりがくる一本であった。まずはジャケット裏の解説をどうぞ。


ようやく手に入れた新型キャンピングカーでコロラド目指してバカンスに出かけた2組のカップル。しかし、楽しいはずの旅はテキサス州の荒野で過ごした最初の夜に一転した。偶然、目撃したカルト集団の儀式。生贄にされた全裸の美女。その胸にはナイフが突き立てられ・・・。

いい調子で引用してたら悪魔の追跡のジャケット裏の解説はかなりネタバレ度が高い。というかガッツりあらすじ紹介になっていてびっくりした。
DVDってどんな内容なのかをジャケット裏の解説で確認するよね?レンタルでも購入でもこのあたりはかわらないはず。
なのにかなり核心部分まで書いちゃうってどーなんだろ?


なんと言っても見せ場はラストシーン。
追いかけてくるカルト教集団に対して武装するのが残り20分という対応の遅さ。そして夜なんだからとりあえず酒飲んじゃうか?みたいな軽いノリの結果訪れるべくして訪れたのは・・・まぁあとはご自分の目で確認してくれ!

監督: ジャック・スターレット
キャスト:ピーター・フォンダ、ウォーレン・オーツ、ロレッタ・スイット、ララ・パーカー、R・G・アームストロング

ハプニング

こういうのを”ディザスター・サスペンス”というらしいハプニングを鑑賞。
襲ってくる災害が”竜巻”とか”土砂崩れ”なら、わかりやすいしある程度の対策を立てたりできるんだけど、ハプニングの劇中で描かれているのは”何か”なの。


ニューヨークの街で突然頻発する自殺。人々は訳も解らず逃げ惑うが行く先々の都市でも同様の現象が。果たして化学兵器によるテロ攻撃なのか、それとも…
わけがわからずにとりあえず逃げる。でもどこに逃げりゃいいんだ?と観てるこっちも緊迫感が漂う。精神的に追い詰めてくるって脅威だヮ、これならゾンビの方が・・・と考えちまった。

劇中逃げ惑う主人公たちに向かって、立てこもった家の中から非情にも散弾銃をぶっぱなすヒトたちが出てくるのだが、妙に共感できちゃう。そんな心理状況にさせられる映画だった。
ハプニングの見どころは・・・どこだろう?


やっぱり得体のしれない怖さかな?
ホラーにスプラッター映画、怖い本とオッカナイモノは大好物なオイラなのだが、こういうのは弱いみたい。


ちなみにハプニングのシャマラン監督、他の代表作をぐぐってみるとシックス・センスにサイン、レディ・イン・ザ・ウォーターだと。
う〜ん、弱点克服のためにいろいろと観てみっかな。

監督: M・ナイト・シャマラン
キャスト:マーク・ウォールバーグ、ズーイー・デシャネル、ジョン・レグイザモ、ベティ・バックリー、アシュリン・サンチェス

ブラザーサンタ

ひどく季節外れなのだがブラザーサンタを鑑賞。
実際には雪の降る季節にジングルベルをBGMに観るのが正しいんだろうけれど、映画館ではなくレンタルDVDなんでそーはうまくかないもんだね。


サンタクロースには兄弟がいた!フレッド・クロースは、サンタことニコラスの兄。だけど正確は正反対。聖人の弟のおかげで、日陰者フレッドは、すっかりクリスマス嫌いのひねくれ屋に。ところが、ある年の12月、空の使で北極へ向かったフレッドは、弟のピンチを知る・・・。

クリスマスの奇跡とかいったただのサンタクロースの映画じゃないってところがミソ。
出来のいい兄弟に比較されつつひねくれながら育ったヲマイラには是非観て欲しい1本だ。


みどころはチョイエロなサンタ服を身にまとったエリザベス・バンクス。
多分ジャンル的にはお子ちゃまと観るっていうシチュエーションが思い浮かぶんだが、おとうさんの期待を裏切らない活躍を見せてくれるかもしれない。そんなキーパーソン的な存在・・・ではまったくないのだが、目の保養にどーぞ。


ブラザーサンタ、こー観ると気楽な仕事では決してないというのがヒシヒシと伝わってきたりする良作であった。

監督: デイヴィッド・ドフキン
キャスト:ヴィンス・ヴォーン、ポール・ジアマッティ、ケヴィン・スペイシー、キャシー・ベイツ 、レイチェル・ワイズ、エリザベス・バンクス

2012

いつか観ようとDVDをストックしておく癖があるオイラ。テストで入れたUbuntu 11.04のDVDコーデックがきちんとインストール出来ているかどうかを確認する・・・ただそれだけのために2012を鑑賞した。
2012の舞台となるのは、マヤ暦の2012年12月「世界終末の日」。いくら知らなかったとはいえ、”3.11”から続く余震に怯えつつ過ごしているこのタイミングで観たくなかったな。


とても参考になったのは「近く地球は滅亡する」という事実を国民には隠す各国代表。パニックになるだろ!ってのが隠匿する原因らしいのだが、自分たちは脱出手段をきちんと用意しているあたりは変にリアルだったりして泣かせてくれる。

2009年、トップクラスの科学者チームは、世界がまもなく滅亡の時を迎えるという事実をつかんでいた・・・。そして、2012年までにできるだけ多くの人類を救出するための密かなプロジェクトが世界各国の首脳からの要請で開始された。しかし、人類すべてを救うことが不可能なことは明白だった。
売れない作家のジャクソン・カーティスは2人の子どもとイエローストーン国立公園に旅行中、厳重に警備された区画に足を踏み入れ、政府が隠匿している「世界が滅亡に向かっている」という秘密を知ってしまう。ジャクソンは、家族を守るために必死に生き残る術を模索しはじめるが、大地震、火山の噴火、津波など次々と恐ろしい天災が襲ってくる・・・。

ノアの方舟ってのは確か旧約聖書だったっけ?
微妙に混じってるあたりもイカスねぇ。


みどころはとにかくお金がかかってそうな映像技術。
被災ってほどではないけれど近所でも屋根瓦が落ちたり屋根が陥没したりという被害が出たくらいだから、例の地震ではものすごく揺れた。 あのときの怖さを再び呼び覚ましてくれた映画だったよ。
その分映像もものすごくリアルに感じてしまったのかもね。


実際に滅亡するんだかどーだかはわからんけど、どーせ観るんなら2012年になる前の方がいいかも。
地震・津波どっちも怖いけど、ホントに怖いのは放射能なんだよね・・・これからどーなんだろ。

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監督:ローランド・エメリッヒ
キャスト:ジョン・キューザック、キウェテル・イジョフォー、アマンダ・ピート、オリヴァー・プラット、タンディ・ニュートン

ビフォア・サンセット

ビフォア・サンセットを鑑賞。
その昔恋人までの距離という作品があり、えらくヒットしたんだと。列車で出会った男女が恋に落ちるみたいなお話で、ビフォア・サンセットはその続編に当たるらしい。
まずはジャケット裏の解説を載せとこう。


忘れられない人との再会という誰もが共感を覚える普遍的なテーマ。イーサン・ホーク、ジュリー・デルビー、監督リチャード・リンクレイターが再び贈る、ロマンティックなラブ・ストーリー。9年前、ユーロトレインの車内で出会い、ウィーンで一夜だけを共に過ごしたジェシーとセリーヌ。別れの時に約束した半年後の再会を果たせないまま9年の月日が流れ、ふたりはパリで運命の再会をする。しかし、ふたりが一緒に過ごせるのは、夕刻までの限られた時間。人生について、恋愛について、セックスについて…。9年前の恋の結末を確かめたい気持ちとは裏腹に、とりとめない会話を重ねるふたりにタイムリミットは刻一刻と迫っていく…。

昔付き合ってた人との再会。
たとえば別れた元の嫁さんが近所にいるなんて状況ではなく、海外旅行先で巡り合ってしまった相手と実に9年ぶりに再会した・・・。これは甘酸っぱさ半分、あとの半分は何で出来てるんだろ?

とにかく、こりゃ複雑な心境だ。
オイラだったらどーするかな?9年ぶりで自分のまわりの状況は変わってるし、根っこの部分はそんなに変わらないとしても外見(特に体型)はだいぶ変わったもんなぁ・・・。相手が気づいてくれなかったりしてね。そんな心境を映像にした作品。


いろんなレビューで褒め讃えられているビフォア・サンセットではあるが、はっきり言って駄作。全編に渡って、思い入れもなければ感情移入すら出来ないヒトタチの昔の恋愛の続きをただダラダラと見せられる。しかもパリを歩いてるだけだし。


ほぼ開始からエンドロールまで倍速で見ながら、字幕だけを読んだ。こんな映画も少ないよな。

監督:リチャード・リンクレイター
キャスト:イーサン・ホーク、ジュリー・デルピー

ミセス・ダウト

多分、最初から最後まで通して観たことがない「ミセス・ダウト」を鑑賞。
今更改めて語る必要もないような気もするのだが、2役をきっちり演じ分けるロビン・ウィリアムズに改めて感服した。


名だたる役者は大勢居るけど,「お前、この役やってみろ」と言われて、そうそうこなせるものじゃないもんね。


失業中のダニエルは、妻に離婚を宣言され,子供たちに会えるのは週に1回だけ。それに耐えられないダニエルは,妻が家政婦を募集しているのを知り、映画界でメイクアップの仕事をしている兄に頼んで女性に変身。家政婦”ミセス・ダウトファイアー”として誰にも気づかれずに家に入り込んだ。

映画館ならスクリーン、テレビなら画面のこちら側から観ていても、ロビン・ウィリアムズはダニエルであり、ミセス・ダウト
わかってはいるんだけど、そのなりきりっぷりは見事。


このあたりで見所を挙げておこう。
ミセス・ダウトのDVDでの魅力は、特典映像にも凝縮されている。隣家のクソババアとのやりとりや、”通勤”の足となっているバスの運転手とのかけあいなど、是非本編に入れて欲しいシーンだった。
もっともシーンを追加すると、ファミリーコメディなのに2時間半を超える一大巨編になっちゃう。コレはコレでいいのかな?


監督:クリス・コロンバス
キャスト:ロビン・ウィリアムズ、サリー・フィールド、ピアース・ブロスナン、ハーヴェイ・フィアスティン、ポリー・ホリディ

リーグ・オブ・レジェンド

リーグ・オブ・レジェンドを鑑賞。サブタイトルは”時空を越えた戦い”。
一言で表現すると見たことあるようなキャラが登場する冒険活劇。
解説を見るとそれぞれのキャラの出所はこんなカンジであった。


「ソロモン王の洞窟」のアラン・クォーターメイン
「海底二万里」のネモ船長
「吸血鬼ドラキュラ」よりミナ
「透明人間」のロドニー・スキナー
「ドリアン・グレイの肖像」のドリアン
「トム・ソーヤーの冒険」のトム
「ジキル博士とハイド氏」のジキル

見た目のわかりやすさで透明人間や吸血鬼、ジキルは伝わってきたのだが、まさかトム・ソーヤーの冒険からもエントリーしているとは思わなかった。ネモ船長ってのもわずかに名前を聞いたことがある程度だったし。だからそれぞれのキャラが登場してくるシーンは勿体ぶってたのね。そっかそっか、なるほど。


男性なら勢ぞろいした仮面ライダーを、女子なら勢ぞろいした・・・プリキュア?とかを想像すればいいのかな。 こんだけ揃えりゃ負けねーだろ!っていうメンツで超近代兵器で武装した謎の軍団に闘いを挑むというお話。


まだ観てないよという諸兄は、是非それぞれの原作を一読してからリーグ・オブ・レジェンドの鑑賞をススメとこう。
睡魔に襲われずにエンドロールを迎える作品ってぶっちゃけ少ないオイラが言ってるんだから、説得力あると思うよ。それぞれのキャラのことをもっと知っていれば、きっと醍醐味も違うはずだ。


少々ごった煮風味もするがリーグ・オブ・レジェンド、まだなら観とけ。そんでもってトム・ソーヤに気づいてやってくれ。

監督:スティーヴン・ノリントン
キャスト:ショーン・コネリー、ナジルラディン・シャー、ペータ・ウィルソン、トニー・カラン、スチュアート・タウンゼント、シェーン・ウェスト、ジェイソン・フレミング

ネバー・サレンダー

プロレスフリークなオマエラならご存知ジョン・シナのスクリーンデビュー作品ネバー・サレンダーを鑑賞。
リングでプロレスしている様子を観てそんなに大きくない選手なんぢゃ・・・と思ってたが、やっぱデカいんだな。WWEのスタッフにはサブタイトル”肉弾凶器”の受けが悪いみたいだけど、こりゃどーみても凶器だよ。だって死なねぇんだもん・・・主人公だから当たり前か。


ストーリーはランボーを彷彿させる。
ベビーフェイスとヒールの区分がくっきりしていて、誰にでもわかり易いツクリはやっぱりハリウッドって感じ。WWEフィルムズ・・・へえ〜、プロレスだけじゃなく映画産業にも進出してんのね。

みどころは体を張ったアクションシーンと、圧倒的な火力の迫力。
とにかくド派手で圧倒される。あとはジョン・シナったら、ダイコンじゃないの(^^ ;)
プロレスばかりでなく役者もやっちゃうよ〜ん!ってあたりはさすが、エンターテイナー。


さっきも書いたけど、ネバー・サレンダーは頭使わなくて楽しめる作品。そんでもってプロレスラーとしてのジョン・シナを知らんでも大いに感情移入もできるはずなので、もしまだなら観るべし!

監督:ジョン・ボニート
キャスト:ジョン・シナ、ロバート・パトリック、ケリー・カールソン、アンソニー・レイ・パーカー、アビゲイル・ビアンカ、ジェローム・イーラーズ

半分の月がのぼる空

半分の月がのぼる空、大泉先生が出演するという情報を聞きつけ、映画公開前に電撃文庫の原作を読破。
きっかけが吹っ飛んでしまうほどのめり込んでしまい、小説は泣きながら読んだ。ラジオから流れてきた半分の月がのぼる空の映画版の主題歌で泣いて、公式ホームページを見て泣いてYouTubeで観た予告編で泣いた・・・だめだ!こんなんぢゃ映画館には行かない方が良さそうだと決断し、その後はDVDのリリースを心待ちにしていた。


アフタースクールUDONゲゲゲの鬼太郎銀のエンゼル・・・オイラの敬愛する大泉先生の作品は極力鑑賞するようにしてるのだが、半分の月がのぼる空は・・・やってくれたというかオイラがやられちゃったというか・・・。


スクリーンの中に原作の裕一と里香はいない。小説に自分の中の”何か”をかぶせて観ると、多分とんでもないことになると断言しとこう。
ただね、映画を鑑賞する前に原作を読んでおくこと。これは必須。じゃないと、せっかく用意された”仕掛け”がもったいから・・・。


余談になるが、よく使う近所の図書館の貸出リストの「予約の多い本」にチボー家の人々がランクインしていた。あのシーンは瞼がジンジンするくらい泣いたっけな。
映画には登場しないシーンだから大丈夫だろ?そんでもって、みんな原作読んでるんだね!よしよし。


ヲイラこれといって蒐集癖があるワケじゃないんだけど、レンタルして鑑賞した半分の月がのぼる空のDVDが欲しくなっちゃった。是非手元に置いておきたいと思わせる、そんな一本だった。

監督:深川栄洋
キャスト:池松壮亮、忽那汐里、大泉洋、濱田マリ、加藤康起

アイル・ビー・ゼア

今宵の作品はアイル・ビー・ゼア
監督もスタッフもほとんど聞いたことのないメンツなのは、ハリウッドの特産品ではないせいか。
それでは毎度おなじみジャケット裏の解説を。


16年前,ゴールドレコードを獲得するほどの有名ポップスターだったポール・カーは、人気絶頂の頃イギリスの田舎町でレベッカという女性と恋に落ち一夜を過ごす。10数年後、気ままに暮らすポールの前に、彼の娘だという少女オリビアが現れる・・・。

アイル・ビー・ゼア、非常に残念だったのは”天使の歌声”シャルロット・チャーチのいいところが全く前面に押し出されていない点。
監督・脚本・出演と八面六臂の活躍をしちゃってるクレイグ・ファーガソンが元凶だっていうのは火を見るより明らかなのだが、なんでこんなコトになっちゃってるんだろ?
実際にご覧いただければわかると思うのだが、ちょいとヒドすぎるな。


見所はやっぱりシャルロット・チャーチ。
かわいい子なのだが、そんな一面がばっさり切り落とされていてかわいそう・・・。彼女の独唱しているシーンが数カ所確認できるはずなので、それだけを糧に鑑賞してほしい作品だ。
YouTubeで探すとたくさん見つかるので”シャルロット・チャーチ”観るならアイル・ビー・ゼアでなくYouTubeをどーぞ。

監督:クレイグ・ファーガソン
キャスト:シャルロット・チャーチ、クレイグ・ファーガソン、ジェマ・レッドグレーヴ

エラゴン 遺志を継ぐ者

エラゴン 遺志を継ぐ者を鑑賞。
ドラゴンに跨って空を飛んだり、魔法を使う・・・この手の作品は以前は鼻で笑ってたジャンルだったりするのだが、ハリポタにヤラれちゃってからというもの自ら食いついていくようになっちまった。まずはジャケット裏の解説を。


帝国アラゲイジア。かつてこの国は,ドラゴンにまたがり天空を舞うドラゴンライダーによって,平和がもたらされていた。彼らは,ドラゴンと心を交わし、魔法を身につけた誇り高き一族であった。しかし、邪悪な力に侵された裏切り者ガルバトリックスによって一族は全滅、地は闇に支配された。年月が過ぎたある日、農場で暮らす少年エラゴンは森の中で青く光る石を拾う。それこそが世界の命運を握るドラゴンの卵だった。

本編エラゴン 遺志を継ぐ者はいわば序章。 ハリポタシリーズほど長くなく、3部作と書かれている。
2006年12月に公開された後、続編のアナウンスがないってのがぶっちゃけ人気の作品なのかどーなのかの指標になっちゃってる気がするな。


産まれたばかりのドラゴン。
コイツの名前がエラゴンってわけじゃないので、お間違えなく。
実際に鑑賞すりゃわかるのだが、エラゴンはあまり印象の良くないニヤけた青年だ。


唯一のみどころをあげておくとロケーション。CGなのか実際のものなのかは別として、映像はかなり美しい。
残念ながら先が読めちょうようなストーリーはちょっと食傷気味・・・。
なにやら原作を読んだ嫁に聞いたところによると、いろいろな人間関係がいずれ判明するのだとか。
やっぱり気になるよなぁ。続編ヤル気あるなら出してくれ〜!

監督:シュテフェン・ファンマイアー
キャスト:エドワード・スペリーアス、ジェレミー・アイアンズ、シエンナ・ギロリー、ロバート・カーライル、ジャイモン・ハンスゥ、ギャレット・ヘドラント、ジョス・ストーン、ジョン・マルコヴィッチ

ブラッド・ダイヤモンド

レオナルド・ディカプリオ主演のブラッド・ダイヤモンドを鑑賞。
コレは重い・・・なんだか朝からカツ丼喰っちゃったような、胃にごーんと響くような社会派映画だった。


1999年、内戦に揺れるアフリカのシエラレオネ共和国。ダイヤの密輸に手を染める元傭兵(ディカプリオ)と貧しいながら幸せな生活を送る純朴な漁師(フンスー)。
交わるはずのなかった二人の人生が,運命に翻弄され動き始める。

DVDジャケット裏の解説にあるシエラレオネって国自体知らなかった。キラキラ輝くダイヤモンドの裏側にこんなどす黒い話があるってのも。
そういった意味でブラッド・ダイヤモンドを観たことは、かなり貴重な経験になったと思うよ。


はっきり書いちゃうけど、オイラはディカプリオが嫌いだった。
豪華客船が沈むだけの映画をはじめ、レオ様(古くてスマン)なんて呼ばれてたコイツが出ている映画はほぼ観てない。
そんなオイラがブラッド・ダイヤモンドだ。朝からカツ丼でギュッとヤラれちゃったワケだ。
見所はただひとつ、ディカプリオの表情。眉間に刻まれたシワが終始消えることがなかった。ソロモンも名演しててカッコいい。


ジェニファー・コネリー・・・オイラ好みの女子も出ていた気がする。
しかし申し訳ないが名演してる二人の男性たちに脇においやられた感しかない。いままでブラピとディカプリオの区別がはっきりしなかったオイラだったが、決定的なボディブローを食らった・・・他にもいろいろと考えさせられた作品だった。


このレビューを読んで作品を鑑賞したら、まずはウィキペディアを覗いてみてほしい。ネタバレしちゃってるから、あくまで鑑賞後にブラッド・ダイヤモンドで検索をかけてくれ。
劇中と名前は違っているが、裏で糸ひいてる会社がばっちり載ってるゾ。


監督:エドワード・ズウィック
キャスト:レオナルド・ディカプリオ、ジャイモン・ハンスゥ、ジェニファー・コネリー、カギソ・クイパーズ、アーノルド・ボズルー

ポセイドン

3.11の昼下がり。東北関東大震災に見舞われたときちょうど鑑賞してた作品がポセイドン
今ようやく続きを観終えたところだ。


劇中では「ローグ・ウェーブ」と呼ばれる巨大な波に飲み込まれた豪華客船が舞台となる。
まずはDVDジャケット裏の解説をどうぞ。


大晦日の夜、豪華客船ポセイドン号では、ニューイヤー・イブの祝宴が華やかに催されていた。しかし、新年を迎えるカウントダウンの瞬間、45メートルの巨大な波”ローグ・ウェーブ”の衝突によって、ポセイドン号は逆さまに転覆。夢のクルージングは一瞬にして悪夢に変わった。

調べて判ったのだがこの作品はリメークらしい。
通常であったら鼻毛でも抜きながら観ちゃうところなんだろうけれど、大きな波にやられちゃうシーンはアレから数日しか経っておらず、かなり衝撃的に映った。まだまだ大きめの余震が続く環境下ではやっぱり印象が違うな。


主要キャラにはじいちゃんや子供・女性もいて、みんなで助けあう姿にウルッときた。
幸いウチの方は甚大な被害にあうことがなかったけれど、いつ終わるのかもわからないかなり厳しい状況が続いている人たちも大勢いる。


復興はまだこれからだけど、それぞれの持ち場でそれぞれができることを頑張ろうな。

監督:ウォルフガング・ペーターゼン
キャスト:カート・ラッセル、ジョシュ・ルーカス、リチャード・ドレイファス、エミー・ロッサム、ジャシンダ・バレット、マイク・ヴォーゲル

スピリット

ジェット・リー”最後のマーシャル・アーツ映画”スピリットを鑑賞。
手元にあるDVDジャケット裏にある解説なのだが、ガッツリあらすじが書かれちゃっていて驚かされた。
ネタバレはご法度のセルフルールに基づいて引用することはしないが、やっちゃイカンよ、コレは。


見所はやっぱジェット・リーのアクションなのだが、主演のジェット・リーがこれには否定的。詳しくは本編を楽しんだ後、オマケのメイキングでご本人が語っているので是非。
まだ彼がリー・リンチェイの本名だった頃の作品”少林寺”で観て衝撃を受けた三節棍をまた観られるとは思わなかった。これだけでもめっけもんかも知れないな。


スピリットで描かれている「霍元甲(フォ・ユェンジャア)」なる人物はどうやら実在した様子。劇中での姿とはちょっと違うらしいのだが、実際には彼の死に日本人が絡んでいなくて良かった・・・あれっ?これはネタバレか?


もうひとつの注目点は髪型かな。それとアクションを頑張る中村獅童。信じられないくらいのアクションシーンを見せてくれている・・・吹き替えではないと信じたい。
時代背景はちょうど100年ほど前。日本では明治の終わり頃なので劇中登場する中村獅童はちょんまげではない。対するジェットリーは伝統?の辮髪。今考えるとちょんまげもものすごいデザインだけど、辮髪ってのも一歩も引けをとってないな。


スピリット、いろいろと盛りだくさんで楽しめた。まだなら是非。


監督:ロニー・ユー
キャスト:ジェット・リー、中村獅童、スン・リー、原田眞人、ドン・ヨン

フィラデルフィア

本日ご紹介する作品はフィラデルフィア 。1993年の作品だ。
テーマはエイズ問題。一時はえらく騒いでいた気がするが、そういえば近頃はあまり耳にしないな。
芸能人にやたらニューハーフが多い気がするが、あのカタガタは・・・単なるキャラクターだから問題ないのかね?


調べてみるとエイズは治療面ではかなり進んできているようだが、完治するまでの医療の発達には至っていないのだとか。まだまだ感染しちゃったら死ぬまで付きまとわれる病気のひとつのようだ。


そんなエイズを発症してしまった若くて有能な弁護士を演じているのはトム・ハンクス。
時間の経過と共にやせ細っていく彼の作品にかける執念みたいなものが画面からひしひしと伝わってくる良作。


それは共演のデンゼル・ワシントンやアントニオ・バンデラスが霞んでしまうくらいだった。
ストーリー自体はたんたんと特にひねりもなく進む。早い段階でどんな風にエンドロールを逢えるのかわかってしまうと思われる。でも観入っちゃうんだなコレが。
法廷モノが好きなオイラとしては、地味だけど非常に満足のいく一本であった。


監督:ジョナサン・デミ
キャスト:トム・ハンクス, デンゼル・ワシントン, ジェイソン・ロバーズ
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